はいさ~い!
報道等でご存知の方も多いと思いますが、今ここ石垣島は独自の緊急事態宣言下。
そして先のご報告にもあります通り、我々も現在営業自粛、休業中なのであります
と、いう事で( ^ω^)・・・
5月23日石垣島を後に出ておりました
「スペシャルトリップ! 慶良間ステイ粟国&渡名喜」をご報告
素晴らしす・ぎ・た!!
先ずは一番のお目当てだった粟国島のポイント「筆ん先 ふでんさき」
5月の半ばから6月前半という極短期間に「ギンガメアジトルネード」が見られる事で有名なこのポイント
そして、イソマグロが「ブンブン」なポイントでもあります!!(動画はイソマグロ)
ギンガメアジ!!そして画面の左上にひときわ「大きな奴」!! そうこれがロウニンアジ、いわゆる「GT」って奴!!
ロウニンアジ
なんと!!ロウニンアジ は ギンガメアジ を狩っているのです!!
自分の身体の半分以上もあろうかというギンガメアジを食べちゃうんですね~
群れ!!群れ!!店主の大好物!!
ギンガメアジ~~~!! かっけ~~~!!
ところで・・・何故この時期にだけ、「筆ん先」にギンガメアジ達は集まるんでしょうか?
答えは「集団お見合いパーティー」
ところどころにいる黒いヤツが「婚姻色のオス」 オスはメスを奪いあい、そしてカップル成立すると群れを離脱していきます。(それが段々群れが小さくなる理由です)
店主、粟国島はダイビング人生で初!! もっと 「ギュンギュン」に流れているかと思いきや、割と穏やか
船上も梅雨前線の微妙な位置関係でゆる~い北風の「島影凪」 素晴らしい海況と潮読み
ゴビーズ、鴨ちゃん流石です!!
ゴビーズ鴨ちゃん 潮を読む
店主の戦友であり親友 インストラクター同期でもあります
勿論、慶良間も潜りました!!
内海の綺麗な砂地にキンメモドキ群れ 最高です!!
慶良間のポイント 佐久原の鼻
戦時中の「機関砲」が水中で静かに時を刻んでいます
慶良間 堪能中!!
渡名喜島 ぐるくの崎
粟国島が「動」ならば 渡名喜島は「静」いやしの最高峰でした~~~
渡名喜島 クロスホール
戦隊ヒーローの様な写真が撮れます!!(笑)
カッポレ クロスホールの住人です
ご参加頂いた皆様ありがとうございました!!
慶良間諸島~粟国島&渡名喜島日本国内屈指のポイントを有するこれらの島々
「大物三昧=流れがある海域」をドリフトダイビングで攻めるスタイルのダイビングでしたね!!
ご参加メンバーも自らの不安を払拭すべく、店主のドリフトSPを受講して頂き、本当に頑張りました!!
上手になりましたね!!そんな姿ととっても良い笑顔に店主も感動しました!!
大人になってもいくつになっても「目標に向かって頑張る」「夢がある」
ジーフリーダイビングサービスはそんな素敵な大人の集う店、夢を実現できる店です!!
勿論、店主も夢を実現すべく色んな旅、海にチャレンジ中!! 昔のスタイルじゃできなかったなぁ~~~
次は続編 スペシャルトリップ沖縄本島北部「戦艦エモンズ&辺戸岬ドーム編」をお送り致します。
こうご期待!!
平素より弊店をご利用頂きましてありがとうございます。
5/31に発令されました石垣市の非常事態宣言に伴い、
弊店は本日から6/15まで営業自粛とさせて頂きます。
当初は石垣市より「来島時のワクチンの接種またはPCR検査の推奨」とありましたので
来店予定のお客様へPCR検査の受けて頂くことを条件に受け入れ予定でございましたが
今回の非常事態宣言を受け、また石垣市のコロナ罹患数が増えたことに伴い
この決断となりました。楽しみにして下さっていたお客様には本当に申し訳ありません。
石垣島の今の感染者数、待機者数 医療機関のキャパシティを考慮しますと、
既に入院するための病床が無く、お客様に万が一にも感染があった場合に入院をして頂くことも出来ません。
来島することで大切なお客様に感染のリスクが上がってしまうような事であれば本末転倒・・・
故に休業を決意致しました
再開の折には心より楽しんで頂けるようスタッフ一同万全を期してお待ちしております。
また、予約やお問い合わせのメールに関しては通常通りお返事をさせて頂きますので
何かご不明な点やご予約に関しましてはお気軽にお問い合わせ下さいませ。
ジーフリーダイビングサービス 店主 林 豊
はいさ~い! 店主です!!
先に言うときますが~~~サムネイル画像は「店主」ではございません!!
「いや~~老けたね~~」 「禿げたね~~」「相変わらず黒い~~」
とかそんなコメントは要らんです!!(笑)
ここんとこ海ネタから遠ざかっておりますが、ご心配なく!!元気に潜っております!!
ところで・・・
皆さんこの「笑ってバイバイ!」って本ご存知でしょうか?
たかのてるこさん という方の著作 (小さな写真集&エッセイです 読んでみてね~)
地球の広報、旅人として7大陸、70か国を駆ける旅人。ベストセラー「ガンジス川でバタフライ」は旅のバイブルとして幅広い年代から支持されドラマ化もされたそうです。
店主、この本が大好き
「日常という小さな旅をしながら成長し、人生という大きな旅をなしとげる。 私達は生きる事を学ぶために地球に生まれ、たかだか100年も滞在しない旅人」
「あなたにも いつか必ず訪れる最後の時を本気で想像できたら、やりたくないことをやっている時間が惜しくなり大事なものが見えてくるということ」
子供にもわかりやすい表現で 必ず訪れる「死」 それに対する「今を生きる」事を優しく教えてくれます。
当たり前のように明日も、明後日も10年後も自分は生きてるって思うなら、それは大間違いかもよ!!
来るかどうかも判らない「将来」に不安を覚えビクつくよりも、「今、ここ」を大切にしたい!
(でも、今が良ければ・・・という考えでもありませんがね。店主20代後半位からこんなことをよく考えておりました。)
そして、先日いらしたゲストのM様から頂きましたお言葉
「人生、生きてるだけで修行なんだよねぇ~~」
「苦しいときこそ笑うんだよ~~」
ニコニコしながら操船席の横でこんな凄いことを・・・教えて頂きました。!!(只者じゃないわ)
今の店主は
やるべきこと 7割位?完了??
やりたいこと まだまだ沢山!!
自分を愛して、信頼して、自分らしくあること
全てに感謝し幸せになること
笑ってバイバイ!できるように・・・
修行中でありま~~~す!!
はいさい!店主です!
たまにはダイビングから少し離れて、南の島のことについても書いてみようと思います!
皆さん”マングローブ”ご存知ですか?
きっと聞いたことあるかと思います!
アフターダイブでもダイビングをされない方もきっと一度は憧れるマングローブカヤック(SUP)
石垣島では宮良川や吹通川、名蔵アンパルあたりが有名なスポットですね!
めちゃめちゃ楽しいのでぜひ行ってみてください!
今回のブログはそのマングローブについてです!
”マングローブ”って結構有名なフレーズだと思うんですけど、実は特定の植物を指す言葉ではなく、
熱帯や亜熱帯地方の河口付近、潮の満ち引きで地面が出たり浸かったりする潮間帯に生息する植物の総称なんです。
山の高所に生息する植物をまとめて高山植物とか呼んだりしますよね。それに近い感じです。
マングローブの中でも、皆さんが特にイメージしやすい植物といえば”ヒルギ”(漂木)ですね。
漂木と書くのは種子が水面を漂うことに由来しています。
潮が引いて種子が地面に着くと川底からにょきにょき伸びてきます。
たまに水中を見てみると、若いタケノコみたいに水面目指して成長するヒルギがみれます!
ヒルギは他にもおもしろい構造があります。
河口付近の潮間帯に生えるヒルギはどうしても水分と一緒に塩分も吸収してしまいます。
人間であれば余分な塩分は汗や尿などで排出されますが、さてヒルギはどうなのでしょうか
ヒルギの木を見ているとちらほら黄色く染まった葉っぱをみかけます。
写真左上のオヒルギの花の下あたりの葉っぱが黄色くなってます。
私の撮った写真が微妙ですがもっとはっきり黄色くなります。(笑)
実はこの黄色くなった葉は他の葉を代表して一身に(一葉に?)塩分を集めています。
最大まで塩分がたまると自然に枝から落ちていきます。
ヒルギはこのようにして余分な塩分を排出しています。
またヒルギを含むマングローブの根は膝根、支柱根、板根などいずれも地中から出ているものが多く、川底に複雑な地形を生み出します。
潮間帯であることや複雑な地形から大型の捕食者が侵入してこれず多くの稚魚や小さい生物の育ちの場として機能しています。
またマングローブの林から流れ出た養分は海に栄養をもたらし多くの生き物を育てます!
海山川を結ぶ生態系の中で非常に重要な役割を持つことがわかりますね!
今度、名蔵湾のポイントを潜る時には是非マングローブから海への繋がりに思いを馳せてみてくださいね!
はいさい!店主です!!
今日はいつもと指向を変えて「海の生物編」
突然ですが質問です。
石垣島の海でよく見るウミヘビ!
クロガシラウミヘビやエラブウミヘビが多いですね。
ではそんなウミヘビ、分類は下記のどれでしょうか
①哺乳類 ②鳥類 ③爬虫類 ④両生類 ⑤魚類
(;´・ω・)①②は無いとして、へびだから③?
(;´・ω・)海にすむ蛇だから④?
(;´・ω・)なんならいっそ魚の仲間の⑤?
はい!正解は③の爬虫類でした!
ちなみに砂地でよく顔だけ出してるホタテウミヘビ(写真)はウミヘビと名前がついていますが
こちらは魚類でいわゆるサカナ。ウナギの仲間に当たります。(ウナギ目ウミヘビ科)
爬虫類のウミヘビは体の構造的に鰓がなく時々水面で息継ぎを行う姿をよく見かけます。
また、繁殖は行動や産卵は陸上で行います。意外に陸に上がっている時間もあるんですね。
気性は非常におとなしく、自分から噛んでくることはほとんどありません。
と、思われがちですが、種や個体によっては攻撃的なウミヘビもいます。
そんなウミヘビですが、実はなんとコブラの仲間。
猛毒を持っており、その毒の強さはハブの数十倍もあると言われています!
沖縄でも毎年のようにウミヘビ咬傷による死亡例が出ています!
万が一にでも噛まれたりすれば命を落とす危険も十分にある生き物です!
ダイビングの基本ですが、ウミヘビを見かけたらちょっかいかけたりせず、そっと観察しましょう!
沖縄ではイラブー、石垣ではエラブーと呼ばれ、高級食材としても扱われているので、
気になった方はぜひご賞味あれ!
それではまた!